コラム 「にじのきらめき」ってどんなお米? 民宿、旅館、ホテルの業務用米は千葉県白井市の米屋「さんらいす」
大粒でコシヒカリと同等の食味をもち、炊き上がったご飯はキラキラと艶やかです。
水は少なめで炊くのがおすすめ。
コシヒカリよりも少し甘みが強くあとをひく美味しさです。
日本のお米の生産量1位の品種コシヒカリが近年、温暖化の進行に伴って白く濁った粒が多く発生し品質低下が問題になっています。
またコシヒカリは草丈が長くたくさん収穫するためにたくさんの肥料をあげると倒伏し品質低下や収穫の予定が進まないなどの問題があがっていました。
それらを改善したのがこの「にじのきらめき」です。
高温条件においても綺麗な粒に成長し、コシヒカリよりも多く収穫できる品種が誕生しました。
「にじのきらめき」は2018年に登録されたばかりの新しい品種です。
粒は大きめで食味も良く、炊きあがったご飯は艶やかであることから「にじのきらめき」と名付けられました。
適度な粘りとしっかりした粒感があります。
美味しいお米ができる条件の1つに「昼と夜の寒暖差」があります。
当店で扱う「にじのきらめき」の産地である栃木県の夏は30度を超え暑い日が続きますが、
夜になると気温が下がり過ごしやすくなります。
それは「雷」があつまる地域だからです。
県の中心である宇都宮市は「雷都」と呼ばれるほど雷が多く、 その多くは夏に集中しています。
この雷を伴った夕立が降ることにより夏の夜の気温を大きく下げ、お米の美味しさにつながっているのです。
令和2年新米栃木県産「にじのきらめき」