コラム 「ミルキークイーン」ってどんなお米? 民宿、旅館、ホテルの業務用米は千葉県白井市の米屋「さんらいす」
ミルキークイーンは、粘りの強さと冷めても食味が落ちないのが特長です。その秘密は低アミロース米であるということ。お米には、アミロースとアミロペクチンの2つのでんぷんが含まれており、通常のお米に比べてアミロースが含まれる比率が低いため、粘りが強いのです。ご家庭でミルキークイーンを炊く時は、その味覚を十分に味わうため、水は少なめでお願いします。
ミルキークイーンの食味
粘りの強さが最大の特長で、もちもちした食感と味の濃さ、艶やかであることがウリ。まるでお餅のような表現ですがお米なのにお餅食感を感じることができる、他の品種では味わえない、特徴のわかりやすいお米です。炊きたてのご飯ももちろん美味しいですが、冷めても美味しいのでおにぎりにしてお弁当のお供にもどうぞ。そしてご家庭でオリジナルブレンドにご使用頂くのも楽しみのひとつです。
ミルキークイーンの特徴
ミルキークイーンの食味の特長は、その粘り! どんなお米を美味しいと感じるかは人それぞれですが、”ほどよい上品な粘り”こそが、その王道では決してないのです。さっぱりからほどほど、そして強い粘りまで、現在、市場に出回っているお米の食味は、まさに千差万別。あなたが美味しいと思っているお米の味を、ちょっとここらで冒険の旅へゆだねてみませんか? ミルキーの味を、”粘りの王道”を、ぜひ一度、ご賞味ください。
ミルキークイーンの誕生
胚乳のアミロースを低下させて粘り強く食味の良い米を得るため、コシヒカリをベースに日本で改良された低アミロース品種。1985年に農水省のスーパーライス計画で研究が始まりました。収量性はコシヒカリよりやや低く、米粒の形状・サイズなど外観品質はコシヒカリ並だが、玄米は基本的に不透明となります。名前の由来は、玄米が半透明なのでお米の表面が乳白色に見えることから名付けられたと言われています。
ミルキークイーン商品一覧